現実的な薪(原木)入手法
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どこで手に入れるか?
わたしはパン屋ですので、薪の使用量は結構なモノです。薪ストーブを使っている人ならご存知かと思いますが、薪を燃やすというのは当初思っているよりもたくさん燃やすことになります。それが冬だけでなく一年中ですから大変な量です。
さすがにすべて購入するわけにも、すべて自前で用意するわけにもいかず、今はそのハイブリッド式で日々の業務をこなしています。購入薪は知人のつてでだいぶ安く手に入れていますが、それでも月に10000円以上の出費です。だからなおさら、自分で割る分はコストをかけるわけにはいきません(とは言え運搬その他道具代がかかっているのですが)。
今まで様々なルートから仕入れてきましたが、最近一番安定して手に入れている方法。それはズバリ、造園屋さんからもらうことです。
どうして造園屋さんがよいのか
どうして造園屋さんかというと、それには造園屋さんの事情が関係しています。
個人の庭を剪定した場合、剪定した木はどうなるか知っていますか?「ご自分で片付けてください」と言われるのかどうか、私は頼んだことがないので知りませんが、通常処分をお願いすることになりますよね?当然作業賃には処分費が含まれます。ということは造園屋さんは剪定あるいは伐採した木を正しく処分しなければなりません。
そこがみそです。通常、地域のごみ処理場へ持ち込むことになるそうですが、処理してもらうにしても費用が発生します。持ち込みごみは通常重さで処分代が決まっているのですが、これがバカにならないそうなんです。そのうえ、ある程度細かくしていないとだめなんだとか。そもそも、運搬するには細かくないと積み込みにくいのものですが。
そういう事情があるので、造園屋さんからしてみれば引き取ってくれるところがあれば(しかも無料で)、喜んで運びますよ、ということのようです。処分場までそう遠くないところであればなおさらです。ついでにたちよって置いていってくれる、というわけです。大きめの木でしたらなおのこと、処分費が安くなりますからね。
お住いの地域にもよりますが、薪を手に入れるようになって、わりと造園屋さんて多いなぁとわたしは感じました。皆さんの地域にもいくつかあると思いますで、一度相談してみるとよいでしょう。
造園屋さんにいただく際の注意点
以上のような事情があるわけですが、実際に譲っていただくにはいくつかの注意点があります。
1.欲しい木ばかりがもらえるわけではない
造園屋さんの現場は様々です。しかも単発ですので、その都度手に入る木は違うと思って間違いありません。欲しい木が限定されるのであれば、最初に伝えておいた方がいいです。もちろんそうなると手に入る頻度は落ちます。わたしの場合は何でも燃やせるのでなんでももらいます。
2.頻度は一定でない
1とつながりますが、まぁ運次第です。立て続けにいい木がもらえることもあれば、しばらく音沙汰なしだったりもします。お客さん次第なので仕方ないです。
3.先方のメリットにも考慮する
造園屋さんにとっても都合がよいと言っても、もらってやるよ、という態度ではいけませんし、少しでもメリットを感じてもらう方がよいでしょう。ある程度の量を引き受けること(保管場所が必要です)や、細かい注文をつけるのはできるだけ避けたいところです。
以上現実的な薪の入手法でした。